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光と調光

コンタクトレンズ処方 さらなる一歩 2019年  9月 羞明のメカニズム 堀口浩史先生

コンタクトレンズ処方 さらなる一歩 2019年  9月 羞明のメカニズム 堀口浩史先生

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コンタクトレンズと羞明

コンタクトレンズセミナーに羞明のメカニズム? 多くの人が訝しむような,一見すると関連がない話題のようだが,実はその両者には密接な関係がある.なぜならコンタクトレンズ(CL)は,羞明の惹起に重要な二つの感覚系に大きく関与するからである.羞明を惹起する感覚系として最初にあげられるのは当然,視細胞を起点とした視覚系である.明るいものを見たときにまぶしさが生じることは誰もが体験していることであり,とくに反論の余地はないであろう.CLは屈折異常を矯正して,網膜での結像を可能にする.さらに,着色や素材により特定の波長を抑制することも可能である.実際多くのCLは,短波長から紫外線領域の光を抑制する設計となっている.もう一つの重要な感覚系は,眼周囲における疼痛などの知覚系を担当する三叉神経系からの体性感覚系である.鋭敏な感覚をもつ手指よりもさらに高密度な神経をもつといわれている角膜,まさにその上にCLは装用される.治療用CLの装用によって疼痛が軽減されることは,CLと三叉神経の関連性を直接的に表しているといえよう.