すべてのページにアクセスし、すべての機能をご使用いただくには、あなたがお使いのブラウザを最新にしていただく必要があります。Internet Explorer 8をお使いの方は、Internet Explorer 11が最新のブラウザですのでご確認ください。

コンタクトレンズ処方 はじめの一歩 2014年  6月 コンタクトレンズの種類(ハード)

hajimenoippo_201406.jpg

資料をダウンロードする

特徴

現在,ハードコンタクトレンズ(hard contact lens:HCL)の主流となっているガス透過性ハードコンタクトレンズ(rigid gas permeable contact lens:RGPCL)の特徴は,ソフトコンタクトレンズ(soft contact lens:SCL)に比べて,重篤な眼障害の発生頻度が少なく,眼球への酸素供給量が多く,円錐角膜,強度角膜乱視などの角膜乱視の矯正が可能であることである.角膜に傷ができても,SCL ではバンデージ効果のため痛みを感じにくいが,HCL では痛みを感じ,結果として,傷が重症化しにくい.HCL 装用下の酸素供給は主に瞬目によるレンズの動きに伴う涙液交換により行われ,SCL 装用下の酸素供給は主に素材を通過する酸素による.そのため SCL では,レンズ厚が厚くなるほど,酸素供給量が低下するが,HCL ではレンズ度数が厚くなっても,フィッティングが良好であれば,高いレベルの酸素供給を確保できる.HCL は,角膜上でも,その形状が保持されるため,眼鏡では矯正できない角膜乱視を矯正することができる.その一方で,HCL には装用開始初期の特有の異物感があり,毎日,一定時間以上装用しないと,異物感は軽減しにくい.SCL に比べて,レンズが小さく,目への接着性が弱いため,レンズがずれたり,紛失することも多い.3 時 9 時の角結膜上皮障害,眼瞼下垂など HCL 特有の合併症もある。