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コンタクトレンズ処方 はじめの一歩 2014年  7月 コンタクトレンズの種類(ソフト)

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特徴

ソフトコンタクトレンズ(soft contact lens:SCL)の最も大きな特徴は,ハードコンタクトレンズ(hard contact lens:HCL)に比べて,装用感がよいということである.とくに装用開始当初の装用感には大きな差がある.その他にも,充血が目立ちにくい,レンズがずれにくい,紛失が少ない,激しいスポーツでも装用可能であるなどのメリットがある.その反面,角膜に傷ができても,そのバンデージ効果により,痛みが抑えられ,結果として,重篤な眼合併症(角膜潰瘍,眼内炎)へと進展することがある.眼への酸素供給のメカニズムも異なる.HCL はおもに瞬目によるレンズの動きに伴う涙液交換により行われ,SCL 装用下の酸素供給はおもに素材を通過する酸素による.そのため SCL では素材の酸素透過性が高いことが安全に装用するための必要条件となる.また,強度近視用,遠視用,乱視用,遠近両用などのレンズでは,レンズ厚が厚くなるため酸素供給量が低下する.素材だけではなく,レンズデザイン,度数により眼への酸素透過供給が大きく異なるのも SCL の大きな特徴である.また,眼の表面での形状保持性がHCL よりも劣り,円錐角膜などの角膜不正乱視,強度角膜乱視が矯正できない。