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コンタクトレンズ処方 はじめの一歩 2015年  2月 フィッティング理論(HCL編)

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はじめに

ソフトコンタクトレンズ(SCL)に比してハードコンタクトレンズ(HCL)は、単に硬いだけでなくサイズが小さい。日本で承認を得ている HCL は角膜レンズといって、角膜径より小さい(9.0 mm 前後)が、HCL の内面カーブ(base curve:BC)をいかに角膜形状にうまく合わせるかがポイントとなる。BC と角膜形状(一般に角膜曲率半径)がほぼ一致している場合をパラレル、BC が角膜曲率半径よりも大きい場合をフラット、小さい場合をスティープというが、その評価はフルオレセインで染色して行う。角膜乱視が強いとその評価はむずかしくなり、BC を弱主経線方向の角膜曲率半径に合わせる(パラレル)と、強主経線方向はフラットになる。強度角膜乱視眼に対して球面HCL がうまくフィットしない場合は、弱主経線方向と強主経線方向とで異なる BC をもつ後面トーリックHCL を選択するとよい。一般に HCL のトライアルレンズのサイズは決まっており、多種の BC から角膜形状に適合するものを選択する。しかしながら、BC よりもサイズのほうがフィッティングに影響することが多いので、サイズの選択にも注意を払う必要がある。