すべてのページにアクセスし、すべての機能をご使用いただくには、あなたがお使いのブラウザを最新にしていただく必要があります。Internet Explorer 8をお使いの方は、Internet Explorer 11が最新のブラウザですのでご確認ください。

コンタクトレンズ処方 はじめの一歩 2015年  10月 老視

hajimenoippo_201510.jpg

資料をダウンロードする

はじめに

加齢により調節力が低下したコンタクトレンズ(CL)装用者に対してCL を処方する場合、老視の自覚症状が出現している患者には、近方の見え方を補助するための対応が必要になる。また、老視年齢になって初めてCLを使用することを希望している患者には、最初から老視を考慮に入れた対応が必要になる。いずれの場合にもCL での老視への対応の方法を知らなければ、遠方視と近方視の両立を考えるとCL の使用を止めさせ、遠近両用眼鏡などで対応する方法を取らざるを得なくなる。しかし本来、日常生活で眼鏡を使用しない生活を希望している患者へは、生活の質を変化させないために、可能な限りCL で対応する方法を選択すべきである。CL での老視への対応法は、CL と眼鏡を併用する方法、CL の球面度数を中間距離に設定する方法、CL によるモノビジョン法、遠近両用CL を使用する方法の4つが考えられる(表1)。本稿ではソフトコンタクトレンズ(SCL)を処方する場合を想定して、この4 つの方法によるCL 既装用者とCL 未経験者に対するSCL での老視への対応について概説する。